

一次・二次を切り替える回路変換装置
注入システム図
二重管ロッド注入工法による施工の簡便性と高能率性を活かしつつ、二重管ダブルパッカー工法の地質変化への対応性と改良効果の信頼性の確保することが可能な工法です。
特殊な先端モニターを使用し、最初に注入する一次注入の瞬結性グラウトは、削孔時に生じた注入管周りの空隙にグラウトパッカーを形成した後、地盤内の粗い間隙を充填します。一次注入で前処理された地盤に対して、二次注入の浸透性グラウトを注入することで、均質な浸透固結体を形成します。一次注入と二次注入の切り替えは回路変換装置によって容易に行えるため、一工程での複合注入が可能です。
この工法は長い歴史を持ち、現在でも薬液注入工法の主力として、4000件以上の施工実績を有しています。

ジオパックとパーマロック・ASF−Ⅱのホモゲル相性試験1年後にも変化は見られない
複合注入工法では、一次注入材に低アルカリの懸濁型グラウトであるジオパックグラウトを用いることで、二次注入材の溶液型グラウトとの併用に優れた効果を発揮します。
【事務局】
〒113-0033 東京都文京区本郷2-3-9 ツインビュー御茶の水 ジャテック㈱内 TEL:03-3815-2162 FAX:03-3815-2102