三重県の製品油配管施設において、地震時の液状化による配管損傷を防止するため、恒久グラウトを用いた超多点注入工法による地盤改良を実施しました。
既設配管への影響を抑えながら、安全かつ効率的な液状化対策を実現しました。
工事概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 案件名 | 製品油配管施設の液状化対策工事 |
| 施工場所 | 三重県 |
| 改良目的 | 液状化対策 |
| 工法 | 超多点注入工法 |
| 注入材 | 恒久グラウト パーマロックASF-Ⅱδ |
| 改良土量 | 2,448m³ |
| 削孔本数 | 145本 |
| 注入量 | 951,146L |
施工の背景
製品油配管施設では、大規模地震時に液状化が発生すると、埋設された配管の浮上や損傷が発生する恐れがあります。特に石油類を取り扱う施設では、配管損傷による漏洩や火災などの二次災害を防止するため、高い信頼性を有する液状化対策が求められていました。既設配管が稼働しているため、配管への影響を最小限に抑えながら施工できる工法が必要とされました。
工事のポイント
✔ 稼働中の製品油配管施設で施工可能
✔ 配管側面から施工できる薬液注入工法を採用
✔ 超多点同時注入による高い施工効率
✔ 低吐出・低圧注入による既設構造物への影響低減
採用工法
本工事では、恒久グラウト(パーマロックASF-Ⅱδ)を用いた超多点注入工法を採用しました。
超多点注入工法は、毎分1~6Lの低速注入を行いながら、最大32箇所を同時に注入できる工法です。
既設配管の変位を抑制しながら広範囲を効率的に改良できるため、稼働中施設の液状化対策に適しています。
施工状況



本事例は、地盤注入開発機構 技術資料「施工レポート Vol.5 製品油配管施設 液状化対策」より抜粋した概要を掲載しております。
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