排水堰下部地盤の液状化対策

鹿児島県において、排水機場建設に伴う排水堰下部地盤の液状化対策を実施しました。周辺には民家が近接しているため、地盤への影響を抑えながら施工可能な恒久グラウト(パーマロックASF-Ⅱ)を用いたエキスパッカ工法により地盤改良を行いました。

排水堰および排水機場は地域の防災・減災に重要な役割を果たしています。対象地盤は液状化の恐れがあり、大規模地震時に施設機能が損なわれる可能性があったため、液状化対策として地盤改良を実施しました。

✔ 民家近接箇所での施工
✔ シラス地盤(酸性地盤)への対応
✔ 固化時間を現場条件に合わせて調整
✔ シリカ含有量試験による改良効果確認

本工事ではエキスパッカ工法を採用しました。対象地盤はシラス由来の酸性地盤であり、標準配合ではゲルタイムが長くなることが判明しました。そのため薬液のゲルタイムを数十分に調整し、確実な改良体形成を実現しました。

改良体の採取が困難なため、シリカ含有量試験により改良効果を確認しました。全ての試料で基準値を大きく上回る結果となり、所定の改良効果が確認されました。

本事例は、地盤注入開発機構 技術資料「施工レポート Vol.10 排水堰下部地盤 液状化対策」より抜粋した概要を掲載しております。
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