鹿児島県において、排水機場建設に伴う排水堰下部地盤の液状化対策を実施しました。周辺には民家が近接しているため、地盤への影響を抑えながら施工可能な恒久グラウト(パーマロックASF-Ⅱ)を用いたエキスパッカ工法により地盤改良を行いました。
工事概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 案件名 | 排水堰下部地盤の液状化対策 |
| 施工場所 | 鹿児島県 |
| 改良目的 | 液状化対策 |
| 工法 | エキスパッカ工法 |
| 注入材 | 恒久グラウト パーマロックASF-Ⅱ(7%) |
| 改良土量 | 約400m³ |
| 注入量 | 140,932L |
施工の背景
排水堰および排水機場は地域の防災・減災に重要な役割を果たしています。対象地盤は液状化の恐れがあり、大規模地震時に施設機能が損なわれる可能性があったため、液状化対策として地盤改良を実施しました。
工事のポイント
✔ 民家近接箇所での施工
✔ シラス地盤(酸性地盤)への対応
✔ 固化時間を現場条件に合わせて調整
✔ シリカ含有量試験による改良効果確認
採用工法
本工事ではエキスパッカ工法を採用しました。対象地盤はシラス由来の酸性地盤であり、標準配合ではゲルタイムが長くなることが判明しました。そのため薬液のゲルタイムを数十分に調整し、確実な改良体形成を実現しました。
改良効果の確認
改良体の採取が困難なため、シリカ含有量試験により改良効果を確認しました。全ての試料で基準値を大きく上回る結果となり、所定の改良効果が確認されました。
施工状況



技術資料のご案内
本事例は、地盤注入開発機構 技術資料「施工レポート Vol.10 排水堰下部地盤 液状化対策」より抜粋した概要を掲載しております。
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